思い込み, 信条, イデオロギー, などによって迷い、不安を感じ、苦しめられる. それを緩和するには?

全ては 心 が決めている

自分の外部からの刺激に対する反応は , 生物学的なものを除いて , 受け手の 思い込み , 信条, 脳回路, 宗教, イデオロギー(以下 , 思い込み等. )に依存します. 思い込み等はその名の通り虚構であるから , 何とでも変えることができます. しかし , 自身が持つ虚構を虚構と気づくのは容易ではありません. 一つの方法として , その虚構を全く同じに捉えない人やその虚構を信じない人々の考え方をいくつか受け入れるというものがあります. それを紹介します.

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思い込み , 信条, 脳回路, 宗教, イデオロギー・・・には正しいも , 間違いもない

去年の秋ごろだったでしょうか.

パートナーと話をしていて , パートナーが ,
夫婦とは友人関係とは違い極めて格別なものでなければいけない ,
という考え方を持っていることが分かり , 議論になったことがあります.

確かに , 私としても , 夫婦関係というものは友人関係とは
なんらか違いはあるべきだ(この違いについては現在検討中) ,
と理由なく思うものの , そこまで違うべきかと言われると , そうでもありません.

同じような経験は他にもあります.

友人の夫婦関係の話で , 男性側は ,
比較的 , 家父長制の強い家庭で育ったためか ,
妻業というものがある , という考え方をもっていました.

一方 , 女性側は , 妻業といった表現は受け入れられず ,
対等であると考えているようでした.

自分の話で言えば , 私の思い込み等にも歪みがあります.
例えば , 金銭に対して歪んだ信条を持っていました.

より多く金銭を保有している方がいいと思っていたため ,
持っている人を羨んだり,
そうなっていない現状を悔しんだり

といったものです.

また , 他者から自分が認められなければ , 自分に価値がない
といったものもありました.

今だから言えることとして , みんなそれぞれが思い込み等をもっていて ,
それに従って自身が認知した結果を認識しており ,
その思い込み等は絶対的に正しくもいないし ,
絶対的に間違っているわけでもありません.

たとえば , 2017年のビジネス書大賞に選ばれた「ホモサピエンス全史」の上巻において ,
ハンムラビ法典における王権神授的な考え方 , や
アメリカ独立宣言におけるあらゆる人間が平等であるという考え方 , には
何ら客観的な正当性はない , と示されています.

この抽象的な水準で正当性がないのであれば ,
いわんや人が個別に持つ思い込み等に正当性があるわけがありません.

正しくも , 間違ってもいないものに苦しめられる必要はない

ここで , 私が問題にしたいのは何か ?

それは , 絶対的に間違っていないし ,
絶対的に正しくもない自身の思い込み等で
自分が認知した結果を認識すること自体は良いと思います.
個性とも言えるのかもしれません.

ただ , その認識を悩んだり , それによって苦しみを感じたり ,
不安を感じるのであれば , それは勿体ないと思います.

なぜなら , 少なくとも絶対的に正しいわけではない
思い込み等に苦しめられていることになるのですから.

悩みや苦しみの原因となっている思い込み等を矯正するには ?

では , どうすれば , 悩みや苦しみの原因となっている思い込み等を矯正できるのか ?

矯正する方法の一つを以前紹介しており , それは自己暗示です.

しかし , 自己暗示は矯正の方法としては優れているのですが ,
上述した3人の経験を踏まえて一つ問題があります.

それは , 悩みや苦しみの原因となっている
自身の思い込み等に気付くことができない , というものです.

もう絶対的かつある種盲目的に自身の思い込み等を信じていますし ,
そもそも自身の思い込み等に気づきません.

仮に思い込み等に気づいたとしても ,
ある刺激に対して自身がする反応が ,
あまりに自然且つ高速に発生するため ,
その思い込み等をあたかも真理であるかのように認知しています.

実体験

気づく方法の一つは , 同一の事実に対して自分とは異なる認識をする ,
自分とは違う思い込み等を持つ人が認識した結果を受け入れることです.

私の経験上 , 沢山の意見を受け入れた方がいいです.

性格に依存しますが , 一人か二人程度の意見だと ,
自分の思い込み等に疑問を抱くには至らない可能性があります.

その一人か二人に対して“この人 , 変な人!”と思い ,
そこで受け入れをシャットダウンします.

しかし , それが5人なりになってくると ,
“あれ ? 自分がおかしいのか ? ”と感じ始めます.

例えば , 私の友人の例では , 友人(女性側)は
夫婦においての男性と女性の役割は対等であると信じており ,
一方男性側が家父長制を信じていることから ,
夫婦の在り方について意見の食い違いが発生していました.

男女平等主義も家父長制も , 現代や特定の時代で流行した思い込み等に過ぎないので ,
それらに正誤はありません. 選択にすぎないのです.

しかし , 友人(女性側)は , 夫の考え方がもしかしたら正しく ,
自身の考え方が誤っているのではないか ? と思い始めていたようでした.

そこで私や他の友人が , それぞれの思い込み等に照らして ,
それぞれの意見を言ったところ ,
友人(女性側)は , 自身が間違っているわけでもなく ,
正しいわけでもなく , 夫側についても然りかと考えるようになり ,
悩みが少し緩和したようです.

私のパートナーのケースでは , 出産・育児という時期的な問題から ,
多くの人と直接会うことができず ,
多くの意見をインプットすることができませんでした.

そこで , 本によるインプットを試みました.

ここは彼女の凄いところだと思うのですが ,
10冊以上(つまり , 10人以上)は関連する本を読んだようです.

そうすることで , 夫婦とは友人関係とは違い格別なものである ,
と自分は信じているが , そうでないと信じている人もいて ,
いずれも正しかったり間違ったりしているわけではない ,
と思うようになるに至りました.

悩み , 苦しみ , 不安の対象がある方は ,
まずその原因である自身の思い込み等に気付くべく ,
是非試してみてください.

歪んだ思い込み…緩和するためにはどうすればいいのか ?

さて , このようにして悩みや苦しみの原因となっている
自身の思い込み等に気付くことができれば , 残りは対処の問題です.

そのまま置いておくのも良いでしょう.
ただし , 自身の思い込み等を絶対だと考えず ,
数多ある思い込み等のうち一つを選び取っているのだと知っておく必要があります.
そうすれば , その思い込み等に従って認識したものを省みる余裕が産まれます.

もう一つは矯正するというものです.

そのためには , 以前紹介した運動自己暗示が使えます.
おそらく , 食事の影響も大きいと推測するのですが ,
こちらは今後研究し , ここで報告します.

もし , 気兼ねなく自分を開示することは容易でないことは確かにあります.

心を開く ことで, 自分の心 に 耳 を 傾ける ことができる

自分を開示できる相手であって , 自分に意見を言ってくれる相手が相当数いない場合には ,
それを実現するためのグループワークも開催していますので , 是非お声掛けいただければと思います.

木曜会 http://recreate.jpn.org/home/

あと , そのような場を提供している団体を紹介します.
もし , 他にも知っておられれば , 是非ご教示ください!
 
社会起業大学 https://socialvalue.jp/

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